スーパーで買ってきた若鶏もも肉は410gで359円でした。この一枚の中に、もも・すね・うちも・そでという4つの部位が隠れていることを知ったのは、実は最近のことです。焼き鳥屋さんでは当たり前のように分けて出てくる部位も、家で一枚肉から切り分けるとなると、どこがどの部位なのか最初は全く分かりませんでした。今回は研究を重ねた末にたどり着いた部位分けの方法で、もも肉を4つに切り分け、ねぎまにして七輪で焼き、実際に食べ比べてみた記録です。部位によって味や食感がどう違うのか、家庭でも再現できる方法とあわせてまとめます。
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先に結論
もも肉は一枚の中に、ジューシーなもも、筋がしっかりしたすね、アスリートのように筋肉質なうちも、ささみに近くパサつくそでという、はっきり違う4つの部位が存在していました。同じ鶏の同じもも肉でも、部位を分けて焼くだけで食感と味の印象が大きく変わることを、七輪で焼いて食べ比べて実感しました。焼き鳥をするときは部位ごとに切り分けて食べてみると、楽しみ方の幅が広がると感じています。
もも肉一枚から4部位を切り分ける
もも肉は一枚の肉に見えて、実際には性質の違う4つの部位が組み合わさっていることが分かりました。鶏が歩くときに使う筋肉の付き方によって、部位ごとに繊維の向きや筋の量が変わってくるためです。今回用意したのは若鶏もも肉410g、価格は359円で、ここから内もも、そで(希少部位)、すね、そして残りの普通のももという4部位を手で筋を辿りながら切り分けました。内ももは1枚のもも肉から1つしか取れず、そでも同様に1つしか取れない希少な部位だと分かり、切り分けながら「これは覚えておかないと分からなくなる」と何度も名前を確認しながら作業しました。切り分ける前は全部同じ「もも肉」だと思っていたので、部位ごとに形も筋の入り方も違うことに気づいたのは新鮮な体験でした。
皮は剥いで串に仕込む
我が家では鶏皮は焼き鳥の串には使わず、別の料理に回すことにしています。パラリーマン家庭のルールとして、もも肉の皮は基本的に剥いてしまう方針にしているためです。皮が好きな方はそのまま串に刺した方が美味しいと感じる場合もあると思いますが、我が家では剥いだ皮を茹でて油で揚げ、別の一品に仕立てて食べています。皮を剥ぐことで身の断面がきれいに見え、部位ごとの筋肉の入り方の違いがより分かりやすくなったのは、やってみて気づいた副産物でした。
部位ごとに串を分けてねぎまに仕立てる
切り分けた4部位はそれぞれ別の串にして、後で見分けがつくように仕込みました。同じ大きさに切っても部位が混ざってしまうと、食べ比べの意味がなくなってしまうためです。もも、すね、うちも、そでのそれぞれをねぎと交互に刺し、串ごとにどの部位かを覚えておく必要があったため、切り分けと串打ちの途中で何度も部位の名前を確認しながら作業を進めました。1本のもも肉から内ももとそでは1つずつしか取れないため、量も少なく、切り分けと串打ちには思った以上に手間がかかると感じました。次にやるならあらかじめ部位ごとにトレーを分けておくと、串打ちの段階で混ざる心配が減りそうです。
七輪で焼いて実食比較
七輪で焼き上げて実際に食べ比べたところ、部位ごとの違いははっきりと分かりました。串を刺す時点では見た目の違いがそこまで大きくなくても、火を通すと部位ごとの筋肉の質が焼き上がりに表れたためです。普通のももはジューシーで、これを基準の味として食べ進めると、すねはしっかりとした筋があるものの、もも肉と遜色ないくらい美味しく感じました。もも肉一枚に1つしか付いていないうちもは非常に筋肉質で、もものジューシーさを抑えたキュッとした食感になっており、そでに至ってはささみに近く、パサパサとした筋肉繊維をそのまま食べているような感覚がありました。
普通のもも・すね・うちも・そでの4部位を同じ味付けで食べ比べた結果、ジューシーさは「もも>すね>うちも>そで」の順で感じられ、部位が変わるだけで焼き鳥の印象がここまで変わるとは思っていませんでした。
部位分けをして分かったこと
焼き鳥を部位ごとに分けて食べると、普段の焼き鳥がより楽しめると感じました。同じ鶏のもも肉でも、部位によって筋肉の使われ方が異なり、食感や味わいに差が出ることを実際に体験できたためです。特にうちもとそでは1枚のもも肉から1つずつしか取れない希少部位であることが分かり、普段何気なく食べていた焼き鳥にも、こうした部位の違いが隠れていたのだと実感しました。今回は見た目や串打ちの手間で反省点もありましたが、次に焼くときは部位ごとに切り分ける工程をもう少し丁寧に行い、より分かりやすく食べ比べできるようにしたいと感じています。
もも肉の部位を分けて串にする作業は手間がかかりますが、切り分けながら部位の名前を覚えていくことで、次に焼き鳥をするときの楽しみ方が広がると感じました。
まとめ
もも肉は一枚の中にもも・すね・うちも・そでという性質の異なる4つの部位が含まれており、部位を分けて焼き比べることで味や食感の違いをはっきりと感じられることが分かりました。410gで359円の若鶏もも肉からでも、希少なうちもやそでを含めた食べ比べができるので、焼き鳥をするときは一手間かけて部位ごとに切り分けてみる価値があると感じています。
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