引っ越して1年が経ち、ついに家庭菜園を始めることにしました。用意した道具は備中鍬2本だけ。畝の幅をメジャーで測り、庭にあった竹を目印にしながら土を耕していくと、石や太い根っこの雑草が次々に出てきて、思った以上に体力を使う作業でした。畝の幅や高さはどう決めればいいのか、肥料には何を使えばいいのか、素人夫婦が手探りで進めた家庭菜園1日目の記録を、体験したままの形で残しておきます。
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先に結論
畝作り1日目は、備中鍬2本と庭にあった竹を使い、畝幅1m・畝の高さは感覚に頼って耕すところまで進みました。有機栽培にしたのは無農薬野菜の価格の高さがきっかけで、肥料には自宅で精米した際に出る米糠を使いました。道具も知識も最小限からのスタートでしたが、土を耕すこと自体の大変さと、有機栽培を選んだ理由がはっきり見えた1日になりました。
備中鍬2本から始めた道具選び
家庭菜園を始めるにあたって、私たちが最初に用意した道具は備中鍬2本だけでした。
家庭菜園の情報を調べる中で、まず一本あれば畝作りができると分かったため、素人でも扱いやすそうな備中鍬を選びました。実際にテロップにも「必要なのはこれ一本!備中鍬!」と残していて、道具を絞ったところから作業を始めています。
使ってみると、鍬を土に入れる角度や力加減は最初はうまくいかず、何度も耕し直す場面がありました。もっと早く道具の使い方を調べておけば、初日の体力の消耗はもう少し抑えられたかもしれないと感じています。
畝の幅は1mに決めた
畝の幅は、育てやすさの目安である70〜80cmではなく1mに設定しました。
調べると家庭菜園で野菜を育てるには畝幅70〜80cm程度が良いとされていましたが、今後どんな野菜を育てるか決めきっていなかったため、融通が効くように少し広めの1mにしました。測る際はメジャーを使い、目印には庭にあった竹をそのまま利用しています。
畝幅は70〜80cmが目安とされていますが、育てる野菜や畑のスペースによって変えても良いと感じました。私たちは今後の野菜選びの自由度を優先し、あえて広めの1mにしています。
専用の道具がなくても、家にあるものを工夫して測量に使えたのは嬉しい発見でした。次にもう一区画作るときも、まずは庭にある物で代用できないか考えるようにしたいです。
耕して土をふかふかにする大変さ
畝作りの土台となる作業は、とにかくたくさん耕して土をふかふかにすることだと実感しました。
土をふかふかにすることで作物の育成が促されると考え、石や太い根を丁寧に取り除きながら耕し進めました。作業中には根が太すぎる雑草が何本も出てきて、抜くのに苦労した場面もありました。一方でつくしを見つけるなど、季節を感じられる瞬間もありました。
石や太い根が土の中に残っていると作物の根の成長を妨げる可能性があるため、私たちは見つけるたびに取り除きながら耕しました。ただ全て取り切れたかどうかは初日の作業だけでは分からず、今後も土の状態を見ながら確認していく必要があると感じています。
1日で耕し切ることはできず、「よく頑張りました!今日はここまで!」というところで作業を終えました。翌日以降も耕しながら米糠をまく予定にして、無理をせず数日に分けて進める方針にしています。
有機栽培を選んだ理由と米糠の肥料
肥料には、自宅で精米した際に出る米糠を使い、栽培方針は有機栽培に決めました。
無農薬の野菜は市場でもさらに価格が高く買いにくい印象があったため、まずは自分たちで有機栽培に挑戦してみることにしました。我が家で普段精米しているお米はもともと化学肥料を使わず有機肥料で育てられたものだったため、その精米時に出る米糠を畑の肥料として活用することにしています。
有機JAS認証とは、農薬や化学肥料など化学物質に頼らず生産された有機食品であることを、国が規定した条件に基づき認める国家規格です。私たちはこの基準を知ったうえで、自宅の米糠を使った有機栽培を選びました。
特別な肥料を買わずに、自宅から出る米糠を使えたのは想定していなかった発見でした。今後も継続して野菜を育てるなら、米糠だけで栄養が足りるのか、収穫の様子を見ながら判断していきたいと思っています。
畝の高さは感覚を頼りに調整
畝の高さは、明確な基準ではなく「このくらいかな」という感覚で決めました。
畝の高さは土質や育てる野菜、水はけの状況によって異なり、水はけの良くない土地では20cm程の高畝にすると良いとされています。しかし私たちは畑の水はけの状態を正確には把握できておらず、初めての畝作りということもあって、目安を参考にしながらも最終的には手探りで高さを決めています。
テロップにも「はじめてなので、このくらいかな〜という感じでやってみます」と残していて、正解が分からないまま進めた実感があります。次回は畝を作る前に、まず自分の畑の水はけを簡単に確認してから高さを決めるようにしたいと感じました。
夫が一人で耕す間、妻と娘は近所さんとおしゃべり
畝作りの作業は基本的に夫が一人で担当し、その間妻と娘はご近所さんと庭でおしゃべりをして過ごしていました。
家庭菜園は体力を使う作業が多く、全員で同時に取り組むよりも役割を分けた方が無理なく続けられると考えたためです。娘は畑の様子が気になるようで、何度か作業を覗きに来る場面もありました。
家族それぞれのペースで畑に関われたのは良かった一方、耕す作業自体は一人分の負担が大きく感じられました。今後は妻や娘にも作業しやすい範囲を分担してもらい、家族で少しずつ進められる形にできればと思っています。
まとめ
畝の幅や高さに明確な正解はなく、私たちは1m幅の畝を目安に、水はけなどの条件を見ながら感覚で高さを決めて初日の畝作りを終えました。有機栽培を選んだ理由は無農薬野菜の価格の高さで、肥料には自宅の米糠を活用しています。備中鍬2本から始めた家庭菜園はまだ1日目ですが、土づくりの大変さと有機栽培への向き合い方が見えた、素人夫婦にとって大きな一歩になりました。
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