リビングをシアタールーム仕様にした我が家では、一条工務店の「ジアス」で注文したフローティングテレビボードの中にAVアンプ、プレステ4、トルネを収納していました。ところがこの狭い空間に熱がこもり、機器の寿命が心配になるほど温度が上がっていたのです。以前は何もしていない状態でもすぐに30度を超え、40度近くまで上がっていました。この記事では、大工さんに穴を開けてもらい、市販のPC用クーリングファンと温度センサーを組み合わせて排熱を自動化した我が家の記録と、実際に測った温度の変化について書いています。
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先に結論
テレビボードの中にPC用クーリングファンと温度センサーを取り付けたことで、ファンを回さない状態で38.4度まで上がっていた内部温度を、1時間で8度下げることができました。大工さんに穴あけを依頼したことで見た目もすっきり収まり、温度管理も自動化できたのは我が家にとって大きな収穫でした。ただし取り付け後にファンの音が気になったため、防音対策も併せて行う必要がありました。
大工さんに依頼した穴あけ加工
テレビボードの排熱対策は、自分でDIYするのではなく大工さんに依頼して穴を開けてもらいました。理由は、狭い収納スペースの中で穴を開けるには技術的に高度な特殊な道具が必要で、自分たちでは難しいと判断したためです。引き出しの奥に6cmの穴を新たに開けてもらい、もともとジアスの施工時にスピーカー線を通すために開けていた3cmの横穴とは別に、AVアンプが入る部分には12cmの穴を2箇所開けてもらい、市販のPC用クーリングファンをはめ込みました。下から見ても上から見てもぴったり収まっていて、上は丸く、下は四角に開けてもらう工夫がされていました。実際に見てみると想像していたよりも綺麗な仕上がりで、自分でやろうとしていたら失敗していたかもしれないと感じました。
クーリングファンと温度センサーで自動化した仕組み
排熱の仕組みは、爬虫類の飼育でよく使われる温度管理用のサーモスタットのようなセンサーを使い、一定の温度になったらファンのスイッチが自動でオン・オフする方式にしました。理由は、常にファンを回しっぱなしにするのではなく、必要な時だけ稼働させて機器への負荷や消費電力を抑えたいと考えたためです。配線は三股から二股、二股から三股に変換するコンセントを組み合わせてつなぎ、クーリングファンはUSB接続なので充電器から給電できるようにしました。設定は最初28度になったらオン、27度でオフという仕様にし、その後は28.5度に切り替えて様子を見ています。夏が近づいてきたらまた温度設定を変えていく予定です。センサーやアダプターを一つひとつ組み合わせていく作業は地味でしたが、既製品をうまく流用できたことで、想定していたよりも安くまとまったという実感があります。
ファンなしの状態では38.4度まで上昇
ファンを回さない状態でテレビとアンプの電源を入れて放置したところ、内部温度は25.5度から1時間で38.4度まで上がりました。理由は、フローティングボードという構造上、機器を密閉気味に収めているため熱がこもりやすいことにあります。以前は何もしていない状態だとすぐに30度を超え40度近くまで達していたため、今回の検証でも同じように熱がこもることを改めて確認できた形です。数字として見てもやはり1時間で10度以上上がっていることが分かり、機器の寿命を心配していたのは杞憂ではなかったと実感しました。
フローティングテレビボードのように収納スペースが密閉気味になっている場合、機器を複数入れると熱がこもりやすく、対策をしないまま使い続けると家電の寿命に影響する可能性があります。
ファンを回すと8度下がる効果を確認
クーリングファンのスイッチをオンにしたところ、37.8度あった内部温度が最初の10分ほどで一気に5度近く下がり、その後1時間かけてじわじわと下がり続けて最終的に30度まで下がりました。理由は、12cmの穴から2つのクーリングファンで空気を強制的に排出することで、こもっていた熱を効率的に外へ逃がせるようになったためです。8度という下がり幅を実測できたことで、対策の効果を数字で確認できたのは大きな安心材料になりました。
ファンなしで38.4度まで上がっていた内部温度が、ファンをオンにしてから1時間で30度まで下がり、8度の差が実測できました。最初の10分間で5度近く下がるという変化の速さも印象的でした。
防音対策としてゴムを追加
クーリングファンを取り付けた後、稼働音が気になったため、ゴム製の防音対策を追加しました。理由は、ファン自体の排熱効果には満足していたものの、稼働時の音が生活の中で気になる場面があったためです。設置していたゴム製の台に加え、瞬間接着剤で四隅にゴムを貼り、ネジ部分にもゴムのワッシャーをかませて防音効果を試しました。

僕は少しだけ音が気になるんですけど、妻は全く気にならないと言っているので、気のせいかもしれないですが、一回これで効果検証してみようと思います。
この時点ではゴムを装着した後の騒音を測る作業まで進めましたが、装着前と比べてどれくらい音が小さくなったかは、実際に測定して確かめている最中です。音の感じ方は人によって違うという実感があり、数字だけでなく実際の生活音として妻と自分でとらえ方が違ったのは面白い発見でした。
まとめ
テレビボードにこもる熱をどう対策すればいいのかという疑問に対しては、大工さんに依頼した6cmと12cmの穴あけ加工、市販のPC用クーリングファン、そして爬虫類用の温度センサーを組み合わせることで、38.4度から30度まで、実測で8度下げる効果を確認できました。一方でファンの稼働音という新しい課題も出てきたため、排熱と防音の両立が我が家にとって次のテーマになっています。
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