構想3年、引き渡しを受けた一条工務店グランセゾンの平屋42坪。玄関のハイドアを抜けると北向きのリビングと南向きのダイニングキッチンが広がり、キッチンの奥には8畳のロフトまで続いています。トイレは0.75畳、着替室は1.25畳と、細かい数字までこだわって決めた間取りです。ルームツアー後編として、実際に暮らし始めた家の中を歩きながら撮影した内容を、自分たちの言葉で振り返ります。どこにどんな工夫を詰め込んだのか、数字と一緒に記録として残しておきます。
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先に結論
私たちの家は、北リビング・南ダイニングキッチンという配置と、キッチンを中心に据えた回遊動線が最大の特徴になりました。ロフトや洗面脱衣所まわりも含めて、生活動線と収納量を優先した結果、見た目の華やかさよりも「暮らしやすさ」を軸にした間取りに落ち着いたというのが正直な結論です。細かい寸法や設備の一つひとつに、私たちなりの理由があります。
北リビング・南ダイニングキッチンは妻の希望を軸にしました
玄関のハイドアを抜けてすぐ、右側に北向きのリビング、そのさらに奥の南側にダイニングキッチンを配置しました。この配置になった一番の理由は、日々の家事をするのがほとんど妻だからです。テロップでも「キッチン、ダイニングが家の中心です!妻目線を重要視して間取り考えました!」と書いた通り、生活の中心をキッチン側に置くという考え方で間取りを決めました。

このハイドアがカッコ良いんですよね。玄関を抜けるとすぐこのドアが開くのが、毎回ちょっと嬉しいです。
リビング側にはスライド式の本棚を造作し、自分の身長より高い位置に3連窓とハニカムシェードを付けました。北リビングにしたことで日差しの強さを気にせず本棚のクロスやジアスのテレビ台を配置できたのは、実際に暮らしてみて良かった点です。一方で、北向きゆえの明るさについては住んでみないと分からない部分もあったので、次に家を建てるとしても同じ配置を選ぶかどうかは、もう少し季節を通して確認してから決めたいというのが正直な感想です。
アイランドキッチンは黒で統一し、下がり天井と合わせました
ダイニングキッチンの主役は、妻の強いこだわりで実現した黒のアイランドキッチンです。理由は単純で、妻がスマートな見た目のキッチンにこだわっていたからで、キッチン上部は下がり天井も黒で合わせました。設備面では、シングルオールメタルのIH、タッチレス水栓、浄水器、深型の食洗機を採用しています。
キッチン横には家電収納とグレージュ色のカップボードを設置し、床もグレーで揃えました。奥のパントリーはスライド式で、収納量を確保しつつキッチンをぐるりと回遊できる動線にしています。
キッチンからは家事をしながらダイニングのテレビも見える位置関係になっていて、これは実際に使ってみて想像以上に便利だと感じています。黒でまとめたことで部屋全体が引き締まった印象になったのも、暮らし始めてから実感した部分です。
8畳のロフトはエアコンとシーリングファンで夏対策を考えました
ダイニングの吹き抜け上には約8畳のロフトを設けました。この広さにした理由は、Wi-Fiルーターなどの機器置き場としてだけでなく、季節による使い分けも想定していたからです。ロフトにはわざとエアコンを設置し、夏は冷風をシーリングファンで下のダイニングまで落とす仕組みにしています。
吹き抜けの構造上どうしても必要になった柱については、天井と同じクロスを巻いてもらうことで存在感を抑えました。実際にロフトに上がってみると見晴らしが良く、想像していた以上に居心地の良い空間になったというのが率直な感想です。ただし夏場の実際の効き具合はこれから確認していく部分でもあります。
洗面脱衣所からウォークインクローゼットまで回遊動線でつなぎました
パントリーを抜けると洗面脱衣所、そこからウォークインクローゼットを経由して浴室へとつながる回遊動線にしました。この配置にした理由は、家事や身支度の移動距離をできるだけ短くしたかったからです。浴室前の着替室は1.25畳、浴室自体は1.5畳で、窓を付けて鏡は必要最小限のサイズにカットしてもらいました。
洗面所にはグレージュのグレースドレッサーを設置し、洗濯機置き場の上にはホスクリーンを2箇所、加えてシーツなど大きなものを干すための場所も別に用意しています。ウォークインクローゼットは2段仕様で、家族それぞれの動線に合わせて出入りできるようにしました。実際に生活してみると、着替えから洗濯、収納までを行き来する回数が多いことに気づき、この回遊動線にしておいて良かったと感じています。
トイレ0.75畳と和室3畳、それぞれの理由がある空間です
家族用トイレはテロップの通り0.75畳というコンパクトなサイズにしました。クロスはピンク色を選び、狭さを逆手に取って遊び心のある空間にしています。一方、キッチン横の和室は3畳で、床を25cmほど上げた小上がりにし、来客時にはドアを閉められる仕切りを付けました。
和室は普段はドアを開けっぱなしにして家族のスペースとして使い、来客があるときだけ閉めて客間として使い分けられるようにしています。
トイレの狭さについては「結構攻めた」という自覚があり、家族からも意見が分かれるところですが、限られた床面積の中で優先順位を付けた結果だと捉えています。
帰宅時と就寝前、2か所にスイッチをまとめました
玄関を入ってすぐの場所と、主寝室前の2箇所にスイッチをまとめて配置しました。理由は、帰宅時に家中の照明をまとめて点けたいのと、就寝前に消し忘れをなくしたいという2つの目的があったからです。主寝室は7畳の広さで、家の一番南側に配置しています。
実際に暮らしてみると、寝る前にわざわざ各部屋を回って電気を消しに行く必要がなくなり、この工夫は想定通りの効果を感じています。次に家を建てる機会があれば、他の水回りのスイッチもまとめられないか、さらに検討したいところです。
まとめ
一条工務店グランセゾン42坪の平屋は、北リビング・南ダイニングキッチンを軸に、黒のアイランドキッチン、8畳のロフト、回遊動線でつながる洗面脱衣所とウォークインクローゼットまで、細部の数字にこだわって形にした間取りになりました。0.75畳のトイレや1.25畳の着替室のように、あえて割り切った部分と、収納やスイッチの配置のように徹底的にこだわった部分の両方があるのが、私たちの家の特徴だと感じています。まだまだ紹介しきれていないこだわりポイントもあるので、今後の動画で一つずつ取り上げていく予定です。
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