我が家の玄関ポーチは、雨の日に階段の1段目までしか濡れませんでした。これは偶然ではなく、設計の段階で屋根の張り出しをかなり考えた結果です。玄関は毎日必ず通る場所なのに、意外と間取りの細かい工夫までは紹介する機会がありませんでした。今回は、実際に雨の日に撮影しながら、玄関ポーチの屋根の寸法からシューズクローク、分電盤の位置まで、自分たちがどう考えてこの形に落ち着いたのかをまとめます。
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先に結論
私たちの玄関は、屋根の張り出しで雨を防ぎ、土間を広めに取ったシューズクロークで靴を履いたまま荷物を出し入れできるようにしたことが一番のポイントでした。吹き抜けと3連照明で見た目の開放感も確保しつつ、分電盤の位置のように住んでから気づいた反省点も残っています。細かい寸法や型番まで振り返ると、玄関は思っていた以上に検討した場所だったと感じています。
玄関ポーチの屋根を約2m張り出して雨に濡れない設計にした
玄関ポーチの屋根は、できるだけ前に広げてもらうよう一条工務店の設計士にお願いしました。理由は単純で、雨の日に玄関に出入りするときに濡れたくなかったからです。図面上では壁から797mmプラス21mmで約1m張り出しており、さらにポーチ屋根の部分が1マス分の90cmあるため、合計すると壁から約2mは雨に濡れない計算になります。
実際に雨の中で撮影したところ、御影石のポーチは階段の1段目までしか濡れておらず、設計時に考えた約2mの張り出しがそのまま効果として出ていることを確認できました。
この数字を見返すと、屋根の形をただ決めていたわけではなく、壁からの距離をミリ単位で確認しながら決めていたことが分かります。雨の日に実際に濡れ具合を確認できたのは、動画を撮っていたからこその発見でした。
傘掛けは引き渡し後に自分で取り付け、最初から付けるべきだったと反省
玄関ポーチには傘や袋をかけられるフックを付けていますが、これは引き渡し後に私が自分で取り付けたものです。標準の設計時点では付けておらず、住み始めてから必要性を感じて追加しました。

付けてみて思うのは、やっぱり最初から付けてもらう方がいいです。かなり便利なので、これは最初から付けた方が良いと思います。
傘掛けひとつでも、後付けだと工事の手間や仕上がりの違いが出てきます。今振り返ると、設計段階でリストに入れておけば余計な手間がかからなかったと感じています。次に何かを建てる機会があれば、こうした小さな金物類も最初から図面に落とし込んでおきたいところです。
吹き抜けと3連照明で玄関に開放感を出した
玄関の天井は吹き抜けにし、3連の照明と飾り窓を組み合わせることを一番こだわりました。玄関は面積を大きく取れない場所だからこそ、上方向の抜け感で広さを感じさせたいという狙いがありました。
実際の間取りでは、玄関部分が2マス、土間が1.5マスという比率で、この上がりと土間の広さのバランスにはかなり迷いました。照明はパナソニックのMODIFY LGB81531BFを採用し、玄関とセカンド洗面台の照明を同じシリーズで揃えることで、狭い範囲でも統一感を出しています。
吹き抜けにして正解だったと感じているのは、玄関に入った瞬間に感じる明るさと開放感です。写真を飾るニッチやエコカラットも合わせて見えるので、来客からの印象も良くなったと感じています。
シューズボックスと玄関ドアは型を絞って選んだ
シューズボックスはグレイスシリーズのGM153L、玄関ドアはプロノーバの親子ドアという組み合わせに決めました。この2つは玄関の顔になる部分なので、デザインだけでなく機能面も含めて検討しました。
玄関ドアについては南向きで光が入りやすい位置にあるため、明るさよりも断熱性を重視してこの型を選んでいます。シューズボックスの棚には家族の写真を飾っていて、靴を出し入れするたびに目に入るのが気に入っています。
選ぶ時点ではカタログの型番を見比べるだけで実際の使い勝手までは分からなかったのですが、住んでみるとどちらも玄関の雰囲気に合っていて、選択自体には満足しています。
シューズクロークは土間を広く取って靴のまま使えるようにした
シューズクロークは、玄関よりも土間の面積を広く取ることを優先しました。玄関が1.5マスに対して土間は2マス分あり、靴を履いたまま棚から物を取り出せるようにするための工夫です。
棚は自在棚のAS1545を設置し、5段ほどの高さがあってまだ余裕があるくらいの容量です。ヘルメットや買い物袋など、外に持ち出すものをまとめて収納できています。
ハンガーも「あった方がいいかな」という程度の気持ちで付けたのですが、実際にはかなりよく使っていて、コートや上着を一時的にかけるのに役立っています。一方で分電盤は玄関側にまとめて設置したため、少し背の高い位置になり、操作するときにやや不便だと感じる場面があります。扉を閉められる造りにしたことで、来客時などに片付いていない玄関を隠せる点は今でも便利だと感じています。
セカンド洗面台とエコカラットで手洗いと目隠しを両立させた
玄関からすぐの場所にセカンド洗面台を設け、手を洗ってうがいをしてから部屋に入れるようにしました。これはコロナが流行した後に建てた家だったため、玄関での手洗い・うがいをかなり重視したという経緯があります。
洗面台本体はリクシルのエスタを使い、壁には玄関と同じエコカラットを施工して統一感を出しました。照明も玄関と同じMODIFYシリーズの小型タイプにしています。
正面の壁はエコカラットを施工しつつ、トイレの入り口や廊下が玄関から直接見えないようにする目隠しの役割も持たせています。見た目と機能を両方兼ねる壁になりました。
この洗面台は本当に付けて良かったと感じている設備のひとつです。来客時にもまず手を洗ってもらえる場所があることで、気持ちの面でも安心感がありました。
まとめ
玄関という限られたスペースでも、屋根の張り出し寸法、土間の広さ、棚の型番、分電盤の位置まで、実際にはかなり細かく検討していたことが分かりました。約2mの雨除け効果やシューズクロークの土間の広さは狙い通りの使い心地になった一方、分電盤の高さや傘掛けの後付けのように、住んでから気づいた反省点も残っています。次に間取りを考える機会があれば、こうした細かい金物や設備の位置も最初のプランに盛り込んでおきたいと感じています。
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